スポーツの春

明るいニュースが多い,と言ったら怒られそうだ。いやいや,スポーツ界の話である。ゴルフ愛好家が多い経営者の間では,松山英樹選手のマスターズ制覇で持ち切りだろう★音楽や演劇も大好きだ。日常的にカタルシスを得られるのは,個人的には芸術のおかげが大きい。しかし,スポーツでもたらされる爽快感には独特のものがある。目に見える勝負が絡んだ戦いの魅力だろうか。子どもの頃にはスポーツで「勝ち味」と悔しさを覚えた★大谷翔平選手の二刀流も全開だ。既存のものさしでは測れない怪物。天は二物も三物も与える。それを妬ませない青年である。そして,一推しは,何と言っても池江璃花子選手の大復活だ。「無理しないでね」と心配してしまうけれど,それも凡人の取り越し苦労なのだろうか★さて,延期されたスポーツの祭典はどうなるのか。競技者のことを第一に考えたい。ビジネスが常に主役である必要はない。本来,それを思い出す機会でもあるはずだ。