ロックフェス復活の足音が聞こえる

アラバキ、ジャパン・ジャム、ビバラにメトロック。分かる人には分かる。そう、春のフェスシーズンが迫ってきた。現在各イベントのホームページなどで、チケットの販売が始まっている★ロックフェスと言えば、夏の風物詩と思う向きも多いだろう。現在では春夏秋冬、全国津々浦々、大小様々なフェスが展開されている。日本で生まれたイベント形式ではないが、これだけ興隆している国も珍しいのではないか。地域おこしの切り札にもなっている★新型コロナで悉くフェスが中止となった昨年。イベントを一つ失った以上の喪失感に襲われた人も少なくなかったはず。フェスにカタルシスを求めている人は年齢性別を問わず多い。そんな中、関係各位の創意工夫の下にフェス復活が現実のものとなりつつある★もともとフェスには参加者全員が楽しめるよう、感情の爆発の裏に気遣いと譲り合いをベースとする嗜み方、作法がある。今こそ、その威力が発揮されるときに違いない。