米ディズニーの決算と現地現物ビジネス

米ディズニーが四半期決算で3期振りの黒字を計上した。テーマパークや劇場映画の売上は厳しいようだが、経費を抑えたこと、動画配信事業の好調が要因らしい。リアルよりもバーチャル、いや、接触よりも非接触というべきか★音楽や演劇でも配信が増えている。新しいビジネス領域を開拓する意欲を感じつつ、コンテンツを送る側と受取る側、何となく「次善の策」「代替案」「急場しのぎとその応援」といった暗黙の了解が存在するような。それはそれで悪くない★都会における出生率の低さと人口密度の関係に思いを馳せたのは、以前、ホールの『かくれた次元』を読んだとき。セイウチと人間とでは空間認識とそれによって誘発される行動に大きな差がある、と★ライヴやスポーツ観戦、飲食に学校まで、接触型の弱点ばかりが目立つ。でもね、現地現物を五感で味わう愉悦。もっとも、東京の通勤電車、あれはダメだ。満員ギュウ詰め快適!とセイウチのようにはちょっと。