2021年は,歴史上“コロナ2年目”として語り継がれるのだろうか。そのうちに“何年目”ということすら言われなくなるのだろうか。年の瀬感が薄い師走ではあるが,少しだけ1年を振り返ってみたい★慣れは,適応能力の高さを表す反面,何かを削いでいく怖いものでもある。それを実感した年であった。明らかに行動半径が狭まっているし,それに居心地の悪さを感じることもが無くなってきた。オリパラは近くて遠いものだった★リアル二刀流もショータイムも,リアルなのだが,リアルでない。画面の中で起こるリアルには,今一つ質感が伴って来ないのだ。そんな中,幾つかのライヴや演劇を会場で観ることができたのは幸いであった★そして,個人的には割りと対面で人と会話をする機会が多いことに救われた。来年は,その環境が大きく変化することが予定されているが,より多くの人との語らいが起きるといいな,と思う。皆様,1年間深謝。よいお年をお迎えください。
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